長沢芦雪 「鶴図」

江戸時代の奇才、長沢芦雪の描いた丹頂鶴の掛け軸を、メトロポリタン美術館で見ました。シンプルな絵ですけれど、一度見たら忘れない印象を残す作品です。同じくインク画の、ドラクロワの「虎」の絵と比較してみました。

<ニューヨーク アート事情>アッパーイースト 極寒のギャラリー巡り

毎年1月の最終週は、アッパーイーストサイドの一連のギャラリーが参加する、鉛筆画、チョーク画、インク画、水彩、パステルなどの紙に描かれた作品を展示するイベント、「マスタードローイング」が開催されます。かなり寒いなか、着ぶくれして、ギャラリー巡りをしてきました。

サンドロ・ボッティチェリ「受胎告知」

フィレンツェで活躍したルネッサンスの画家、ボッティチェリ。メトロポリタン美術館では、「受胎告知」が見ることが出来ます。有名な「ヴィーナスの誕生」に比べると大変小さな絵ですが、透明感ある色彩が春を思わせる美しい作品で、一見の価値があります。

アフリカ コンゴ文明「パワーフィギュア」

19世紀に存在したコンゴ文明にて作成された「パワーフィギュア」。体に打たれた釘は、コミュニティーにおいて重要な案件あるいは出来事の度に打ち込まれたと言います。お腹の空洞部分には、神聖とされる物質が僧侶によって挿入されていました。非常に迫力のある展示品です。

中世 テンペラ宗教画「聖母と子供と天使」など

卵の黄身を顔料に加えて描くエッグテンペラは、油絵が主流になる前の中世時代によく使われた絵具でした。メトロポリタン美術館では、イタリアのテンペラ宗教画を、たくさん見ることが出来ます。油絵と違い、色あせることがない卵テンペラ。中世時代の人が見たのと同じ色彩で、絵を見ることできます。

ジャック・ウィッテンのアクリル・タイル抽象画

日本では、ほとんど無名のアメリカ人画家ジャック・ウィッテン。アクリル絵具を固めてから砕いて作るタイルで、社会に貢献したアフリカ系アメリカ人を描いています。『物語』を表現するという伝統を拒否、『マテリアリティー』を表現する絵画を追及しています。

歌川広重 「近江八景の内 瀬田夕照」

歌川広重の「近江八景の内 瀬田夕照」は、琵琶湖の夕凪が描かれた風景画の版画です。広重の発揮する見た風景を編集して描く能力や、なぜ、江戸の浮世絵が、19世紀後半、ヨーロッパのアーティストの間で流行したのかということについて、考察しています。

歌川広重 「燕子花(かきつばた)に川蝉」

メトロポリタン美術館で、歌川広重の「カキツバタと川蝉」という作品を見る機会がありました。カキツバタは、英語とアイリスとなり、広重作品などの浮世絵を愛したゴッホも描いた花となります。二人のアイリスの絵を、構図、色使いなどと言った点から比べてみました。

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